日光市観光協会は、令和7年2月12日・13日にかけて、東部トップツアーズと協働で昭和女子大学(東京都世田谷区)に在籍する留学生を短期インターンとして迎え入れ、日光市の魅力発見のための研修会及び、外国人旅行客へのアテンド体験の機会を提供いたしました。
▼研修レポート
【意見交換会】
日光の資料やNikko「AMAZING From Every Angle」の動画(下記URLリンク)を用いて日光市のことをくまなくご案内。学生からは「華厳滝がとっても美しい」「日光東照宮の鳴龍が素晴らしい」という声が上がっていました。日光市の食に関しても、様々な湯波をアレンジした料理は非常に好評で、五感で日光市の魅力を体験していただくことができたようです。
また、いろは坂で車酔いをしたことからインバウンド向けに注意喚起表記があると良いと感じた、など、外からの視点で日光市をより良くするための意見を多数聞くことができました。
【東武日光・JR日光駅観光案内所研修】
観光案内所のカウンターに入り、案内所スタッフと共に実際の外国人旅行客へ旅行案内を行ったり、JR日光駅の2階にあるホワイトルームを見学するなど、案内所業務を通して日光市にある観光資産を理解してもらいました。
【SL大樹ふたら72号研修】
「SL大樹ふたら72号」にアテンダントとして乗車し、各車両に別れてそれぞれ乗客へ「アテンダント通信」の配布をしてもらいました。また、車内アナウンスでは各自の自己紹介をはじめ、母国語での挨拶を行ってもらい、お客様にどこの国かを当ててもらうクイズを実施するなど、お客様との交流も体験してもらいました。お客様からは「日本語が流暢で、明るくて素晴らしい」という、嬉しいお言葉もいただいていたようです。
▼総括
今回参加した学生たちは、「日光市をもっと良くするには?」という視点で活発に議論を交わし、意見交換会では多くの新しいアイデアが生まれました。また、グッズの開発やイベントの企画など、若者ならではの斬新な発想が飛び交い、新たな視点を取り入れる貴重な機会となりました。
今回の2日間のインターン体験を通じて、学生たちが日光市について深く理解を深めたことで、「友人や家族と一緒にまた訪れたい」「日光市で働いてみたい」といった声も聞かれ、今回の経験が、彼らと日光市とのつながりを強めるきっかけになったと感じています。