日光山の鬼門にあたる「外山」(とやま)の山頂にあるお堂には、七福神の一つ「毘沙門天」(びしゃもんてん)が祀られております。毎年正月3日には山頂の毘沙門天堂で縁日が開かれます。夜が明ける前から参拝者が山を登り美しいご来光を拝みます。縁日では、商売繁盛の御利益がある「福銭」を借り、種銭として事業を行い翌年に倍額にしてお返しする「福銭貸し」や「火防」「小槌」などの御札がまとめられた組札を授かります。