言わずとしれた世界遺産「日光東照宮」をはじめとする社寺巡りはもちろん、
多種多様な動植物が生息する戦場ヶ原、迫力ある水流が見どころの華厳ノ滝など、
日光修学旅行の定番とも言えるスタンダードなコースです。

足尾銅山観光

全長700mの坑内は400年の歴史が息づく博物館
400年の歴史を誇り、かつて“日本一の鉱都”と呼ばれ大いに栄えた足尾銅山の坑内観光施設です。閉山後に坑内の一部が開放され、トロッコ列車に乗って全長700メートルの薄暗い坑道に入っていくと、当時の辛く厳しい鉱石採掘の様子が年代ごとにリアルな人形で再現されています。鉱石から銅になるまでの過程などが展示されている銅資料館など3つの資料館も併設されており、日本の近代化を支えた足尾銅山の歴史や役割を学ぶことができます。敷地内にはレストハウスもあり、また隣接した渡良瀬川河原は晴れた日には水辺で楽しむ人々で賑わいをみせています。

世界遺産「日光の社寺」

日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺。
日本の奥深い歴史と文化に触れる。
日本を代表する世界遺産「日光の社寺」。その中でももっとも有名な「日光東照宮」は徳川家康がまつられた神社で、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。有名な「三猿」や「眠り猫」など、楽しくウンチクを学習できるスポットも満載。
また、日光山信仰の始まりとなった古社で縁結びにご利益があることでもしられる「日光二荒山神社」や奈良時代に創建された歴史ある「日光山輪王寺」など、奈良時代から江戸時代までの歴史・文化に触れることができます。


湯滝

湯ノ湖から流れ落ちる迫力満点の滝
湯ノ湖の南端にある高さ70メートル、長さ110メートルの滝で、湯川をせき止めて湯ノ湖をつくった三岳溶岩流の岩壁を湖水が流れ落ちます。滝壺に下りられ、その近くに観爆台があって、迫力ある姿を眺めることができます。

戦場ヶ原(自然研究路コース約6.3km 約150分)

湯ノ湖から流れ奥日光に広がる日本有数の湿原
この地が中禅寺湖をめぐって男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」だった、という神話が名前の由来といわれる戦場ヶ原。かつて湖であったものが湿原化したもので、400ヘクタールの広大な面積を誇ります。湿原をぐるりと囲むように自然研究路が整備され、2時間ほどで歩けるハイキングコースもあります。350種類にも及ぶ植物が自生し、野鳥の種類が多いことでも有名。男体山を背景に広大な湿原を見渡せる展望ポイントが各所に設置されており、変化に富んだ壮大な自然を体感することができます。一年を通して楽しめますが、ワタスゲやホザキシモツケが見頃になる6月中旬~8月上旬、草紅葉が美しい9月下旬~10月上旬がおすすめです。

竜頭ノ滝

奥日光三名瀑の一つとされる奥日光を代表する滝
男体山の噴火によってできた溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ちる滝。幅10mほどの階段状の岩場を勢いよく流れる渓流爆。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれています。5月~6月は赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇るオススメの季節。また9月下旬ごろからは紅葉の名所として人気が高く、モミジやシナノキなどに彩られた美しい景観が楽しめます。観爆台から眺める紅葉に彩られた滝つぼの眺めは最高です。

華厳ノ滝

日本三大名瀑の一つにも数えられている高さ97mの大瀑布
四十八滝といわれるくらい滝が多い日光周辺で、最も有名とも言えるのが華厳ノ滝。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美の両方を楽しむことができます。エレベーターで行ける観爆台から間近で見る滝つぼは迫力満点。爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿が見られます。
5月には見事な新緑、6月にはたくさんのイワツバメが滝周辺を飛び回り、1月から2月にかけては十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため滝全体がブルーアイスに彩られ、四季折々に違った景色を堪能することができます。



大自然を体感するアクティビティが満載
春から秋にかけての時期におすすめのカヌー体験は、中禅寺湖や鬼怒川の美しい自然美を湖の上から眺めることができます。またラフティングでは仲間と協力しあう大切さを学ぶ場としても人気を集めています。
冬にはスノーシューやクロスカントリーなど、雪の中で思いっきり体を動かす体験も多数ございます。
定番プランとは異なる、オリジナルなコースをご検討の方におすすめです。
